12月03日 昨晩やっとマドリッドに着いたのに、また朝早く出発である。月曜日はプラド美術館が閉まっているので、近郊のアヴィラとセゴヴィァに行く。どちらの街も世界遺産の街。近郊といってもマドリッドの北に伸びるグレドス山脈を越えるのだが、眠っていてもプルマンが連れていってくれるのでツアーは楽である。
アヴィラは11世紀のイスラムvsキリスト教時代に造られた塁壁で囲まれていてその中に中世が残っている街だ。

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見上げると空しか見えないほど大きな塁壁である。実際はこれが街をぐるっと囲んでいる。それは対岸に行かないと見られない。しかし、バスはそういうヴュー・ポイントに寄らないのだ。
今回のツアーで解ったのは、ユーラシア旅行というのはガイドさんのお話を熱心に聞いてガイドさんの示したものを見ることを良しとしていて、好きな写真を撮る人たちをバカにしているということ。カメラを通してではなく心の目で見ろということ? でも、心のどこに目があるの?
日本人はすぐカメラで撮るとかいうけれど、日本には良いカメラがあってみんなが使う技術があったのだから、当然だ。今では、どの国の人でも、子供でさえ、デジカメで撮りまくりだ。
高いお金を払ってスペインくんだりまで行ったけれど、あれから一ヶ月半、毎日デジカメ写真で思い出して楽しんでいる。まだまだ楽しめる。そうでなくちゃ、体力金力使い果たしてまで行かないって。
さて、残念なことに外側からアヴィラの塁壁の全体を見ることはできなかたけれど、街の中にはほんとうに中世が残っていた。
ロマネスクの建物。

ロマネスクの建物は好きだけれど、「わ、ロマネスクの建物が残っている!」と感激はするが、こればかりだと寂しい。
カテドラルはロマネスク〜初期ゴシックである。

建物はこの正面から奥に長く伸びている。ここからでは見えなかったが、中央に砦を守る見張りの搭がある。
イタリアのパルマにロマネスク=ゴシックの傑作、アンテラーミの礼拝堂があるが、あれと同じロマネスクらしい入り口。拡大してみると中央に鳩の彫刻が残っている。(片方の羽根は壊れているが)

上部のにぎやかな彫刻は、バラ窓を隠しているから後から付けられたということか。とすると後期ゴシック? もっと後?
扉の左右の彫刻は古いプロポーションなので、たぶんロマネスクだが、壁にある浅浮き彫りはロマネスクではないと思う。
門があって小さなライオンが載っているが、イタリアではライオンが小屋根を支える柱の下にいるのを良く見た。
入り口に座る物乞いがアヴィラが村ではなく都市であることを示している。
カテドラルの脇に、レストランのサインがあった。

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左右反転させてみるとTASCAと書いてある。イタリア語ではポケットという意味だけれど、同じかしら?
テーブルの下に小犬がいる。小犬は聖書でもテーブルの下にいて何かもらえるのを待っているものだ。それなのに、うちのメイちゃんはめちゃしつけられていて、ドッグフードを決まった時間にもらうだけだ。どうしてるかなあ。帰ったらいっぱい甘やかそう。旅も終わりになるとやたらと我が家の家族を思い出すのだった。
posted by machilin at 10:03|
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カスティーリャ・ラ・マンチャ
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